創業初期の資金不足と知見不足を補い、プロフェッショナルとの共同創業という道をつくる。それがMKPartnersの根本にある考え方です。
日本において、起業のハードルはいまだ高いままです。資金の調達、経営の経験、人脈の構築。これらを一人でそろえようとすると、起業を決意するまでに年単位の時間がかかることがあります。
MKPartnersが目指しているのは、その状況を変えることです。資金と経営ナレッジを持ったパートナーが最初から一緒にいることで、創業者は「事業そのもの」に集中できる。プロフェッショナルとの共同創業という選択肢を、もっと広く使えるものにしたいと考えています。
以下に示す3つの原則は、その考え方を実務に落とし込むための判断軸です。
お金を出している以上、事業がうまくいかなかったときの損失は私たちにも返ってきます。だから最初から、結果を他人事にできる立場にいません。
成功すれば利益を受け取り、失敗すれば損失を負うのが出資です。その立場にいる以上、傍観者でいることは最初から選択肢にありません。
ですから助言だけして「あとは任せます」とはなりません。事業が厳しい局面にあるとき、それでも一緒にいることが、MKPartnersが出資者である理由です。経営者の問題だと距離を置く選択は、私たちにはありません。
「出資者として成長を待つ」のではなく、「共同創業者として事業をつくる」。この違いが、MKPartnersという会社の根底にあります。
「こうすればうまくいくはずです」という助言は、誰でもできます。しかしその助言が実行され、成果を生むかどうかは、助言者の関与の深さに大きく依存します。
MKPartnersが提供するのは、「口頭の提言」ではなく「手を動かして事業に入ること」です。採用の選考に同席し、財務の数字を一緒に作り、事業の計画を磨く。そうした実務に入る姿勢が前提です。
知見を持っていること自体には価値がありません。それが実行を通じて事業に埋め込まれたとき、初めて価値になります。
コンサルタントとパートナーの違いは、実行のリスクを共に負うかどうかです。MKPartnersは後者の立場をとっています。
事業によっては、短期的な拡張を優先する局面があります。市場のタイミングが短く、先行者優位が大きい領域では、黒字化よりも成長速度を優先する判断が合理的なケースもあります。
そのような場合には、外部のVCと連携するなどして、短期的な拡張を目指すこともあります。ただし、株式の放出は慎重に判断します。同時に、慎重すぎて足踏みすることがあってはならないとも考えています。
MKPartnersが黒字化を一つの基準にするのは、事業が自分の足で回る状態をまず確かめてから、次の判断をしたいからです。黒字化は終点ではなく、出発点です。
拡張か安定かの二択ではなく、事業の性質と市場のタイミングに応じて判断する。その判断をともに考えることが、MKPartnersの役割の一つです。
お金を入れる以上、結果と向き合う。それがMKPartnersの前提です。
知見は実行に伴って初めて価値になります。
自立した収益基盤が、すべての拡張の前提です。
事業の細部まで丁寧に見る。大雑把な判断より、数字と事実に基づいた精緻な思考を優先します。
中途半端にやらない。関与すると決めた以上は、成果が出るまで一貫して向き合います。
会社が存続する限り、共に経営を担い続ける。MKPartnersの関与に終わりはなく、事業の成長とともに関係を深めていきます。